九州・沖縄発 一流のオトナを諦めないあなたに贈るフリーマガジン変革をあきらめないオトナたちへ BOND

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Bond…. James Bond. CULTURE


「BOND」というフリーペーパーが創刊された時、真っ先に映画の主人公を連想したという方は少なくないはずだ。

BONDのコラムでクルマの話題を書くとなれば最初の話題はやはり

「ボンドカー」

ということで…

過去に幾多のブランドのクルマが「ボンドカー」として登場しているが、やはりボンドカーといえば

ASTON MARTIN(アストンマーティン)だろう。

※「…チン」ではなく「…ティン」ね


最初は1964年、ショーン・コネリー時代の「ゴールドフィンガー」に登場したDB5

以来、ボンドカーは様々なブランドのクルマを採用してきたが、最近になって再びアストンマーティンに戻る。

もうボンドカー=アストンマーティンというイメージが確立されている感があるが、実際にアストンマーティンは市販車においてもそれを意識させてくれる。

クルマを買う時、あなたはまず「何色にしようかな?」と考えるだろう。


これはDB9というモデルなのだが、この濃いシルバー。
ブルーがかっていてパールっぽい風合いも特徴的なカラーなのだが

このボディカラーの名前は

「カジノロワイヤル」


「慰めの報酬」(QUANTUM OF SOLACE)でアルファロメオとバトルしたDBSと同じ色

「クアンタム・シルバー」

このキャプチャー画像じゃ全然わからんけど。


「スカイフォール・シルバー」

そして記憶に新しい「スペクター」では


DB9GTの特別仕様に採用された「スペクター・シルバー」

このスペクター用にアストンマーティンはついに映画専用車を製作


DB10である。

このDB10のボディカラーは「スペクター・シルバー」ではなく「スペクター・クローム」(ややこしい・笑)


アストンマーティンの標準ボディカラーは35色(2017年1月現在)

この35色の以外の色が欲しい場合や

オプションリストに無い項目を依頼したい場合は


「Q」に相談すればいい。

さらに言うと


アストンマーティンの工場内にあるボディパネルの接着剤を塗布する工程を担当するロボットなのだが

名前は「ジェームズ・ボンダー」だ(ホント)

このように実車も「OO7」シリーズとリンクさせることで、オーナーとなる人は「ボンドカーを手にいれる」ような気分を味わうことができるのだ。

もちろん、映画に乗っかっているだけのメーカーではなく、クルマとしても最高だ。

何が最高なのか?

6リッターのV型12気筒エンジンは500馬力以上とかあって、本気出せば300km/hとか出るというのをわかった上で

高速道路の左車線を103km/hくらいでゆるゆる流そうかな…

という気にさせてくれる。

アストンマーティンのドライバーたるもの、前車にベタ付けしたり左車線から追い越したりといった中途半端な運転をしてはいけないのだ。

アストンマーティンの性能はあくまで、


悪人に追われた時に使うものなのだ。

周囲を威圧することのない上品なスタイルの中に高性能を秘める。

スーツを着たアスリートとも言えるが、まさにこれはジェームズ・ボンドのイメージそのものだ。

イギリス人にとってアストンマーティンとは特別なブランドなのである。

創業は1913年という古いメーカーで、熟練の職人が一台一台組み立てるという品質重視の採算度外視な経営を行って来たため会社は何度も倒産の危機に瀕する。
その度にアストンマーティンを愛する救世主が現れて会社を救うわけだが、その一人が


ディヴィッド・ブラウン氏

現在のアストンマーティンはこの人あってのものと言っても過言ではない。

この人の頭文字「DB」を冠したモデルが今もなおアストンマーティンのアイコン的なモデルとなっている。

最初からあまり書き過ぎるとネタがなくなるので、この辺にしておいて…

アストンマーティンを象徴する伝説をご紹介して締めとさせていただく。

ある日、ディヴィッド・ブラウン氏の友人がこう言った。

「なぁ、ディヴィッド。友達なんだからクルマを原価で売ってくれよ」

ブラウン氏は答えた

「いいけどオマエ、定価より高くなるぞ。」

小柳康博
小柳康博

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