九州・沖縄発 一流のオトナを諦めないあなたに贈るフリーマガジン変革をあきらめないオトナたちへ BOND

九州・沖縄発 一流のオトナを諦めないあなたに贈るフリーマガジン変革をあきらめないオトナたちへ BOND

自信を持って持っていける福岡の手土産:「ガトー・ピレネー」を知ってますか? FUKUOKA


2013年のオープン以来、人気のスイーツ店として不動の地位を築いているのがこちら。

ここで作られているのは「炭焼きガトー・ピレネー」のみ。潔いとすら感じるこの店の姿勢について、店主・薙野耕平氏に話を伺った。

「私は福岡でフレンチを経験した後に、イタリアで2つ星のレストランで活動し、帰国後、再び福岡でイタリア料理店に勤めていました。ただ、イタリアでの経験から、『自然』『記憶』『ぬくもり』をテーマにした事業を起こしたいと考えていたんです。
それは食に関わることであればどんなことでもよかったのですが、帰国後勤めていた店のスタッフの一人が私の誕生日に作ってくれたガトー・ピレネーを見た瞬間、この店の発想が生まれました。
不規則な形や生地を重ねて行く工程、使われる素材など、『自然』『記憶』『ぬくもり』を表せるモノだと感じたんです。

この店でガトー・ピレネーしか出していないのは、それ以外テーマに合うと思えるモノがないから」。と薙野氏。

彼のまっすぐで熱い思いは、ガトー・ピレネーだけではなく店づくりにも影響を与えている。

例えば少し奥まった場所に店を構えているのも、緑が豊かで少しでも自然を感じて欲しいからという考えから。

また、商品のパッケージには創業120年、京都の老舗「鈴木松風堂」の和紙を使ったプレス箱を採用。手に取った瞬間、ホッとするような触り心地と角をなくしたフォルムは、「ぬくもり」を具現化したような作りとなっている。

もちろんガトー・ピレネーの素材もオーガニックで安全なモノを厳選。

電気やガスではなく炭で焼き上げるのも「自然」や「ぬくもり」を意識させる。
それらが重なり合い、五感が「共鳴」することでこの店は「記憶」の一つとなり、多くの人の中に残っているのだろう。

しかし薙野氏は「まだまだ自分のテーマが伝わる方法やモノを探していますから」と現状に満足していないようだ。そんな彼の今後にこれからも注目したい。

「ちくご山笠」と「みなみの息吹」をブレンドした特製小麦粉に、化学飼料を使わない「筑前卵」と宮崎県産の「高千穂発酵バター」を使用したこだわりの生地がしっとり感を生み出す。
また、ガスや電気の火力ではなく備長炭での焼きにこだわることで、香ばしい炭の香りとふっくらした焼き上がりを実現。
フレンチとイタリアンの名店を経験した薙野氏が、それぞれの技術と知識を合わせることで二つと無いガトー・ピレネーが誕生した。

fattoria da Cosimo

福岡市南区高宮4・14・6

☎092.523.5262

www.dacosimo.com

[ 営 ]8:00〜18:00

[ 休 ]月曜日(祝日の場合は翌火曜日)

BOND 編集部

記事一覧

BOND GIRL