九州・沖縄発 一流のオトナを諦めないあなたに贈るフリーマガジン変革をあきらめないオトナたちへ BOND

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矢追純一 ラストボンド INTERVIEW

“自分がしたいことを決めたら、あとは「天」に身を任せる。”

全国で一大ブームを起こしたUFOや超能力者ユリ・ゲラーを日本に持ち込んだ張本人、矢追純一とはどんな人物なのか。伝説の番組「木曜スペシャル」で放送されたインタビューはどのようにして行われたのか、そして、矢追氏がどんな人生観を持っているのかを伺った。

矢追純一氏 最初、UFOには全く興味がなかったですね。当時日本では『空飛ぶ円盤』って呼ばれていて『UFO』という言葉もなかったし。ただ、あの時、前を見据えて一所懸命街中を歩いている人を見て、このままだと日本は行き詰まると思ったんですよ。だから、たまには立ち止まって空を見上げてはどうでしょう……という提案のためにUFOを取り上げました。初めてUFO特集をしたのが『11PM(イレブンピーエム)』で、屋上に徳光(和夫)さん待たせて「UFO出たら教えて!」なんて言ってました(笑)。ちなみに私は企画書ってほとんど書いたことがありません。やることが決まったら、あとは勘で動いて……。だって自分を世界的に見ると大したことないでしょ。でも世界を相手にしなきゃいけない。だから、最終的な目標が漠然と決まっていつまでに仕上げるかが分かれば、あとは情報が来るのを待つ。『木曜スペシャル』の取材も事前のアポイントなんてほとんどなかったんですよ。面白い人がいるからそこに取材して、その人にもっと面白いヤツを紹介してもらう……もう、ほとんどドキュメンタリー(笑)。というのも、事前に内容を考えて構成を考えてその通りに動いても、それは計算以上にはならない。そんなの普通です。(自分は)大したことないんだから、自分の方向性を決めたら「天」に任せるしかないんですよ。だいたい、他人を計画通り動かそうなんて傲慢だと思いませんか。一人ひとり考えていることが違うんだから予定通りなんていきませんよ。それぞれの人がそれぞれの人生観で生きてく権利があります。そしてそれは誰も侵してはいけません。だからこそ自分は自分の想いを守らなきゃいけない。それが民主主義の根本ですからね。これからの人には特に、世のため人のためなんて言わず、自分を大切にして自分の人生を生きてほしいです。(BOND FUKUOKA 10掲載分)

[ 矢追 純一・やおい じゅんいち ]
1935年、満州に生まれる。満州から引き揚げ後母が亡くなり、既に父もいなかったため、2人の妹の面倒を見るためバイトをしながら高校を卒業。その後、中央大学法学部法律学科を卒業。同年4月日本テレビ放送網株式会社へ入社。 日本テレビ時代は「11PM」「木曜スペシャル」を担当し、UFO及び超能者ユリ・ゲラーを日本に紹介、一大ブームを作った。 日本テレビ退職後、地球環境財団理事に就任。また2009年にはUFOの町の石川県羽咋市「コスモアイル羽咋」の名誉館長にも就任する。 現在、地球環境問題やUFO問題を中心に、フリーのディレクター及びプロデューサーとして、テレビ、ラジオの番組制作、 及び出演で活躍中。

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